Mev

3.5

人について

その人について

その人の声について

 

確かに音楽の秘密を教え合って顔を眺めているだけで平和な時代があったこと 幻じゃない?私たち確かに居たそこに

 

君とは普通の生活がうまくいきそうだった

 

今日、人について、その人についてその人の声について、その人の声を聞いて空気が 私の周りの空気が変わってしまって、ひとりになって、でもそれが生きるという事だと悟って。昔聴いてた音楽を聴いて、今日、久しぶりにそれを味わった。

 

西荻窪の酒場とか野毛の橋とか浅草の旅館とか、多摩川の河原とか、誰も入れない家とか。

 

今は思い出せない気持ちや、記憶はいつかまたふと蘇ってくるだろうか。

 

そんな事を思い出させなくしてくれるほどの日常の中の友人や音楽は、かっこいい。手放したくない。そうして無自覚たちが生きていけて話せる好きな人、きっと贅沢でしょう。流れゆくものも、寂しく無い。ただ、精一杯でも足りなくてという今なんとか。その空気を戻さなくちゃ

 

いまはそうやって、好きな人に会えていない。

 

本物と言ったらいいだろうか。そんなみんなはいつもおなじ様な事を歌う。それと同じことを考えているよ。同じ事を考えているよ。