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10.13:dr.fish

9時起床。パラパラとバラエティ番組をまわしつつ辛ラーメン。お腹ぶっこわし

 

12時出勤。フィッシュマンズのパブ作業を見た佐藤さん(この職場には佐藤さんが沢山いる)が世代でドンピシャだったんですよと話してくれた。tvkでmvをガンガン回してた頃、中高生でドリカムみたいじゃない!と当時驚いたらしい。ライブも1回見たことがあって、ナチュラルハイ、踊れないよ~と言ってたそうだ

友だちとお金を出し合い、お花を買ってサトちゃんの葬儀にも参加したそうだった

貴重なお話!

亡くなって20年、当時うまれたて(!)の若い人たちも聴くんだね と言ってくれた。

 

フィッシュマンズはバンドのマスタリングスタジオでCDを見つけて、アルバムはオレンジ入りだった。帰り道を聴いた時、びっくりした。世界で自分だけしか思ってない事を歌ってた。音も、歌詞も全てが正解だ!と思った もちろん帰り道に聴いた。

 

そこから男たちの別れを沢山聴いた。アルバムはあまり追ってない 当時TSUTAYAでベストをかりたきがするけどそんくらい。

それが高校1年生だった

 

そこからあまり聴いてなくて大学生になった

なんかの拍子でまた聴き始めた。多分ジロウちゃんと出会ってからの頃、最近ハマってるんだよと話してから 宇宙 日本 世田谷のpokka pokkaでまたびっくりした。眠ってる顔が1番好きだから と言ってること。

そこからアルバムを追ってちゃんと聴き始めた。男たちの別れだけずっと聴いてたのを脱

 

フィッシュマンズしか聴けなくなる 時期が必ずあるね とくに春や秋

 

また人生の中で節目があって、それがよしきくんとの出会いだった ラウド系のすこしこわい、相容れない人、でもなんか自分と仲良くしてくれるな みたいなそんな感じだったけど話してくうちoasisとかフィッシュマンズが大好きだと知った。そこからこの2.3年どっぷり聴いた。下北沢のテキトーな屋上とかテキトーなシーシャ屋さんで若いながらも歴史ありのライブ映像をイヤホンわけっこで聴いた。変身シーン!といつも笑っていた

何をしようの約束もせず集まって何をする訳でもなく、よしきくんの家でたばこをぷかぷか吸いながら一緒にライブ映像を見た。土曜の夜の長い間奏でひとりぶっ飛んだりしそうになった。

ヘラヘラしててホントウケるよねと仕切りに話したり ナイトクルージングのmv、あの光、本当にアシッドで見えるんだよ!と盛り上がったりした。

 

悲しいかな、亡くなる前夜の電話口、後ろからフィッシュマンズの音楽が聴こえた

 

 

その当時好きだった人が 本当に好きすぎるから好きと言えない と言っていたバンドもフィッシュマンズだった。からまた沢山聴いたし その人の名前も佐藤だったな 笑っちゃうけど

 

夏、映画を見に行った。なんだか沢山の記憶が相まってしまった。一緒に見た人の繋がりもそうだったし よしきくんも、大学生のデカモラトリアムの後ろでずっとあったのは宇宙 日本 世田谷だったから。

 

long seasonのグリーンバックで歌うサトちゃんを見て 全てが愛おしくなって 悲しくなって 泣いてしまった

 

 

たまに感じる 向こう側にある ただそんだけ をずっと歌っていたんだ

 

 

そんな思いたちを抱えて作業をしているから否応もなくおセンチになっちまうよ

 

 

喫茶休憩、もう今日はおしまい